歴史を感じる!水原華城文化祭で朝鮮時代へタイムスリップ!

イベント Event

ソウル郊外の日帰り観光地として人気のスウォン(水原/수원)。
世界遺産の街として、水原華城を目当てにたくさんの観光客が訪れます。

スウォンに住んでる私はそこまで頻繁に足を運ばないんですけど。ほらあの、東京都民が東京タワーに登ったことがないみたいな。


ただ確実に言えることは、水原華城、一見の価値ありです!

当時の王が父のお墓を水原に移そうと建てられたお城で、朝鮮伝統の建築方法に加えて西洋の技術も使われています。
ソウルからの遷都も計画されていましたが、残念なことに華城完成の4年後に王が亡くなって遷都自体が白紙になったそうです。

広大な敷地にある建築史でも高い評価の城郭として世界遺産に登録されています。
きっと圧倒されること間違いなしです!


今回はここ水原華城周辺を舞台に文化祭りが行われたので行ってきました!
追記:2019年は10月3日(木)~6日(日)の4日間開催です。


<< あわせて読みたい >>

【ソウル3泊4日】日帰り水原観光「幻の首都スウォン」の周り方

スポンサーリンク

メイン会場:華城行宮での催し

水原華城文化祭は広大な水原華城の各所で行われますが、メイン会場となるのは華城行宮(ファソンヘングン/화성행궁)。
スウォン駅からアクセスする場合は華城行宮を目指せば間違いないはず!


華城行宮は王の行幸の際の臨時宿泊所として、また御所の役割を担っていたこともある大切な場所。
数多くある行宮の中でも規模・役割ともに代表的だと言われていて、通常展示だけでも見ごたえがあります。

ただ文化祭中は、それにプラスして伝統的な舞や工房体験プログラムが用意されていました。

通常は入場料が大人1500wかかるところ(って言っても 約150円て激安なんですけどね。)、文化祭中は誰でも 無料です!



新体操のリボンを手で操るんじゃなくて頭でなびかせて激しく踊る舞日本の獅子舞みたいな神々(?笑)の舞

獅子の舞

リボンをなびかせるのにとにかく頭をぐるんぐるん回すから、とにかく目が回らないか心配でした。笑

うちわの模様付け体験

うちわの絵付け


和紙作り体験
あ、韓紙?
あ、…てか半紙?
小学校の理科の実験で作った記憶があります~。

半紙づくり



あと昔の拷問体験手前が、手足を十字に縛られておしりペンペンされるやつ。
奥が、椅子に座らされ膝の内側に木棒をクロスさせて置き、外側に開いていくと膝が泣けるやつ。

朝鮮時代の拷問体験

椅子のがすごい痛いんですって。
ドラマでよく出てくる拷問なので、韓流ファンならおお~ってなりますきっと。


特別展示も何点かありました。

長い棒の先に花の入ったお茶碗たち…

特別展示1


梅の木にくくりつけられた某ミントタブレット菓子のチャームたち…

特別展示2


うーん…
説明はいっぱい書いてあったんだけど、韓国語も英語も読む気にならなかったので省略します。笑


とにかく、一般展示で行宮内を歩くだけでも楽しいのに、お祭り中はいろんな催しがあってここだけでも満足できそうなくらい充実してました!

スポンサーリンク

メインイベント:正祖大王陵行幸

正祖大王陵行幸
父のお墓を訪れるために正祖大王がソウルからスウォンまでを歩く再現パレード。

土曜日にソウルを出発し、各所でイベントを催しながら、日曜日にスウォンに到着します!
今年(2018年)はソウル市・スウォン市・ファソン市の共同開催だっだそうです。

  • 10/6(土) ソウル区間  10:00~18:00
  • 10/7(日) スウォン区間 09:00~19:00
  • 10/7(日) ファソン区間 11:00~13:30


総距離は 59.2km

3区間合わせて 約4400人が交代しながら参加したってのも、すごい規模ですよね。


ただ、1ルートをひたすら歩きつづけるのかなって思っていたので、あれっ?3区間?ってのが正直な感想でした~。
…壮大な話なのは伝わります。


なーんでこんなに思い入れがないかって…
メインイベントって書いてるくせに私、まったくこれ見てなかったんです。笑

先にホームページ見てたら違ってただろうなーと思います。

なので、水原華城文化祭に行かれる方は、ちょっとだけ正祖大王のことを調べておくと良いかと思います。
ソウルの景福宮前の大通りにある大きな像がまさに正祖大王で、政治面・文芸面で大きな成果を上げた馴染みやすい方のはず(わたしは何様。笑)


追記:2019年のスケジュール。

  • 10/5(土) ソウル区間  09:15~18:00
  • 10/6(日) スウォン区間 08:50~18:30
  • 10/6(日) ファソン区間 11:00~16:30
スポンサーリンク

その他イベントなど

華城の周り歩いてたらちょくちょく人だかりができてたんです。

全身真っ茶色の農民たち

農民のハニワ?笑
昔はこんなに丸焦げだったってこと?
古来の日焼け防止法?

まあ韓国語もわからないし歴史も詳しくなくて理解はできませんでしたが、記念撮影はアリだなと思いました。

青空と芝生と良いコントラストですよね。


あと、そこら中がパステルピンクとパステルブルーに装飾されていて、グリーンのアーチの横には華城周辺の歴史を写真で紹介したりしてました。

グリーンアーチ



お腹が減っちゃっても安心、日中韓の大きな食事会場がありました。

また広範囲でのイベントなので、一か所のお手洗いに集中するなんてこともなく快適でした。



いっつも出かけようってなっても午後からなんです。
半日じゃ足りません。

いや初めての方であれば、水原華城と華城行宮の通常観覧含めて2日あったら満足できそうです。

スポンサーリンク

水原華城文化祭 概要



<< あわせて読みたい >>

▶▶質問やコメントはこちらへ

タイトルとURLをコピーしました