1時間に6回の張り、下に降りてくるような鋭い痛み。夜間外来に駆け込みました。

韓国生活情報 Information

妊娠31週、8か月目の最終日。
お昼からいつもとは違う痛みが…

最近はおへその辺りをポコポコしてるのに今日は膀胱を蹴っている?
むしろ子宮口にダイレクトで当たってる感じがありました。

夕方になると横になっていてもお腹の張りが頻繁に来るようになりました。
カウントしてみたところ1時間に6回。

…それって陣痛じゃない?

この頻度で張るのはちょっとおかしいから診てもらった方がいい、という情報を貰っていたので、夜10時、夜間外来に駆け込んできました。


つわりもなく胎盤異常・逆子などの問題もなく順調に進んでいた妊娠生活に突如訪れた緊張の時間…
この時の様子を書き留めておこうと思います。

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夜間外来に駆け込むまでの経緯

いつも通りの朝、おへその辺りで胎動もしっかりあって今日もベイビは元気な様子。

習慣になっているマタニティヨガとラジオ体操をこなして朝ご飯を食べました。



今日は月曜日。
お掃除の日です。

基本的には洗濯とキッチン・シャワー室のそうじをします。


 12:30 
シャワー室にとりかかろうとしたあたりから、胎動の位置が変わりました。
完全に膀胱?いや膣を刺激してきます。

しかも蹴られるたびに足をすくめちゃうようなけっこう強めの痛みで、むしろ子宮の出口にダイレクトで蹴りをいれてくるような鋭さです。


「あー今日はくるんっと逆子になっちゃってるわけね。」

そう思ってました。

もしくは、いつものそうじスプレーとは違いラックス(漂白剤)を使っていたので、その刺激臭に反応しちゃったのかなって思ってました。



 12:50 
ラックスがばらまかれた床をゴシゴシ。
今日はしゃがみながら足元のタイル汚れを取っていたので、けっこう息が上がっていました。

汚れが取れて立ち上がった瞬間、

衝撃的な痛み!

そして確実に重みが下に降りてきた感覚。



「あれ?これガチのやつか?」って思いました、切迫早産。


最近週数の近い方が切迫早産って診断されて急きょ入院された話を聞いていたので、いつ自分がそうなってもおかしくないよなってのは頭の片隅にありました。

だからお腹が張った時は迷わず横になってたし、1時間以上が普通だったお散歩も暑くなってきたのもあって30分で切り上げてたし、なるべく体に負担をかけないように過ごしていました。

の、つもりでした。

やっぱ無理な体勢でお腹を圧迫してたかな?
ラックスを吸い込んじゃったのが原因かな?


即座にそうじを中断してベッドに横になりました。

心臓バクバク。

もうそうじのせいなのか切迫早産かもっていう焦りのせいなのか分からなかったです。



 13:00 
心拍数は落ち着きましたが、このまま1時間くらい安静にしてました。
そうじを始めたあたりからあった膀胱?膣?子宮口?へのズキンズキンとした痛みは断続中です。


次の検診までまだ2週間くらいあるし、「子宮頚管が短くなってても無理しなかったら大丈夫かな?」なんて。
それよりも「ラックスまいたままのタイル、大丈夫かな?」なんて考える余裕すらありました。笑



 15:30 
もう胎動以外は通常運転に戻ったので、TOPIKのお勉強。
永住権とるかもって考えたらTOPIKの資格が必要だし、でも子ども産まれたらそれどころじゃないので今のうちに挑戦しとこうかって…妊娠9か月で受験予定です。ハハ

が、座ってても胎動がすごい。
座ってても下に向かって刺さるような痛みは変わらない。
蹴られるたびに飛び上がっちゃう。
集中できたもんじゃない。

…30分でリタイアしました。

当日はどうか逆子になっていませんように。



 18:00 
夜ごはんを作り始める時間。
でも立っててもやっぱり痛いし、蹴られるたびにモゾモゾしちゃう。

今夜はごはん作りを中止してペダルすることにしました。


旦那がチキンをピックアップしながら仕事場から帰ってくるまでの時間はソファで仰向けになって休憩。

するとおやおや?

お腹が張りだした。

15分だか30分だか様子見てたけど、ふと浮かんだのが「1時間に6回張ったらおかしいから病院へ。」というアドバイス。
切迫早産で入院した方が言ってた言葉を思い出しました。


なのでソファに横になったまま1時間のカウントを始めました。



 18:30 
ここから1時間。
29分、37分、44分、00分、12分、33分…

1分以上硬いままの時もあれば10秒くらいで落ち着く時もある。
10分しないうちにまた張ることもあれば20分何も起きないこともある。

でもこれ、”1時間に6回の張り”ってやつですよねえ?!


と思いつつ旦那が帰ってきて安心したのか、張らなくなったのでとりあえずチキン。オイ

起き上がるのはまだ怖かったので、寝ころんだままチキンを食べさせてもらいました。



 21:30 
チキンも食べ終わってゆっくりテレビも観て、よし大丈夫じゃんって歩き出したら、やっぱり刺さるような痛みは健在でした…

とりあえず電話してみようってことになって、「今は大丈夫ですが下方向に鋭い痛みがあったり、カウントしたところ1時間に6回の張りがあったんですが、どうなんでしょうか?」とアドバイスを仰いだところ、

「とりあえず来院してください。」と。

まあ今問題ないなら安静にしててもらえれば大丈夫ですよー。なんてのを期待してたんですが、急きょ夜間外来に行くことになりました。

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夜間外来での検査

車で病院に向かってる途中、道路の小さな凸凹でさえ刺激で、車が揺れる度に下方向に鋭い痛み。

この揺れで赤ちゃんが降りてきてるんじゃないかって不安になる程でした。


 22:00 
通っているドンタン第一病院の夜間外来に到着。
普段は2階の診療室ですが、この時間帯は3階の分娩室に向かいました。




● PCR検査
コロナ対策の観点から、夜間外来では分娩室に入る前にPCR検査が必要とのこと。
扉横のある室内用スリッパに履き替えてからPCR検査を受けました。

相変わらず鼻の奥がムズムズしました。

10分くらい待って陰性を確認。

いつもは旦那も一緒に診察室に入りますが、今回は私だけで入りました。


ちなみに旦那は、もし私が入院ってなった時は手続きなどがあるのでPCR検査を受けなければいけない、とのことでした。

患者は9800w、保護者は22000wの費用がかかるそうです。




● NST(ノンストレステスト)
赤ちゃんの心拍と妊婦さんのお腹の張りを同時に計測する検査。
次回の定期健診でする予定が、ここでフライング使用することになりました。


ベッドに横になって、電流が流れる器具みたいなやつ(実際に電流は流れてないと思うけど、動かす度にジージージーって音が鳴ります)を2つお腹に貼り付けられました。
1つは適当な位置に、もう1つは赤ちゃんの心音が聞こえる位置を探って付けてました。

「20分くらいかかるからねー。」
って言い残して看護婦さんはいなくなりました。

20分って長いな(∵)


近くの機械では心拍のグラフが永遠と印刷されてて、どうやら赤ちゃんの心拍は145前後。
1週間前の検診で150だったので正常っぽかったです。

でも私が深呼吸すると160近くまで上がるし、その度にジージージーって音が鳴る。
何を基準に異常を判断してるのか分からなかったので、とにかく息をひそめてリラックスを心掛けました。


何回か看護婦さんが確認にきて途中で横向き指示もありつつ、時計も携帯もないのでどのくらい経ったか分からないですが、何も言われず次の場所に案内されました。



● 超音波検査
映画で観るような殺風景な分娩室?手術室?へ。
いつもの小さな診察室とは違う、いきなりオペが始まってもおかしくない雰囲気の場所でした。

スカートに着替えて診察台で足を広げたんですが、その先に大きな鏡があったのでなんだか恥ずかしかったです。ハハ


今夜の当直の先生は男性。
あ、さっきのぶっきらぼうな人、先生だったんだ。って思いました。笑

「今日はどうされたんですか?」

「お昼くらいからー、あー、する…すっど…するっおーい痛みー…」

「あー?」(看護師さんも「あー?」笑)

「(ジェスチャーしても伝わらなかったけど)するどーい痛みが…」

「ああ、鋭い?」

「あ、たぶんそれです。」

私の韓国語は一切通じませんでした(∵)…


「じゃあ張りは特になかったんですね?」

「いや、夕方カウントしてみたら1時間に6回張ってました。」

と確認が終わって、お股からの超音波検査。

続けてお腹の上からの超音波検査。


「赤ちゃんが蹴ってるんですよー。」(×3。)

ずっと자고 있어요(寝ています)って言われててポカーンとしてたんですが、きっと蹴ってるって言ってるんだろうなーって理解しました。笑
(後で旦那に聞いたら、자고 있어요じゃなくて차고 있어요だったそうです。笑)



ここ(へその横)に頭があって、足が下向いてるから痛く感じるんですよー。
おうちでゆっくり休んでもらえば大丈夫ですよー。


とのことで、いわゆる 逆子

まあとりあえずー安心です。

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その後…

 22:50 
すべての検査を終えて出てくるまでで 約50分。
52100w でした。


私がお会計してる間に、外で待機してる旦那に詳しい説明をしてもらいました。
旦那は右から左に聞き流しちゃうタイプなのでほとんど覚えてませんでしたが笑、再会して「問題ないって。ゆっくり休みなーってさ。」って要約してくれました。簡潔すぎる

ちなみに 子宮頚管は3.9㎝あるそうで、心配してた切迫早産の兆候もないみたいです!





さて、安心したらお腹が減ってきた!
23:30過ぎにバーガーキングのサンデーをほおばりました♡笑





今回は結果的に何も問題なく帰れたので良かったです。

チキンに合わせてウキウキでビールと共に帰宅した旦那、何かあったらって考えて飲むのを堪えてくれてありがとう。



妊娠中って何がどうだとダメでこのくらいならまだ大丈夫っていう判断が難しいですよね。
ネットに情報は溢れてますが、結局それは一例であって自分の本当の状況にマッチしてるかは別ですし。

なので、少しでも不安に思うなら来院してみるべきだと思います。
どういう状況であれ、結果がどうであれ、何もわからず不安とストレスを抱えてる方が自分にも赤ちゃんにも良くないと思いました。


おわりっ。

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