パラカス観光。リマからアクセス抜群の小さな港町を散策。

南米 South America

リマからバスで3時間、ペルー原産のピスコ酒ヴィンヤードやナスカの地上絵に行く途中でも立ち寄れる、静かな港町パラカス。

のんびり休憩できる風景や、この旅一番の濃厚クリーミーなローカルグルメを発見しました!

 

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まず パラカスってどこ?ってはなし。

 

リマから南に下って約250km、バスに乗って約3時間で到着します。

El Chaco(エル・チャコ)という通り沿いにホステルやレストランが多く並んでいて、ここがパラカスの中心地。むしろここ以外何もない印象…。

 

一日しか滞在していないので聞いた話でしかないですが、観光地開発の進んでいるリゾート地で、多くの観光客が訪れるスポットらしいです。

確かに上裸で歩いている男性はちらほらいて、みんなヨーロッパ系の顔をしていました。

 

 

リゾート地・港町って聞いていたけど、…ガチの港町でした。

海岸沿いは小型船でいっぱいです。

舟の浮かぶ港

 

ビーチもあるって話だったけど、1泊2日では見つけられませんでした。

 

 

全力でモノクロ加工したらビーチにも見えます。

いや無理か。笑

ヤシの木と砂浜

 

 

 

海岸沿いの少し開けたところに、何かのシンボル。

いろいろ詰まった十字架

ちょいちょいインカっぽいけど、それにしても中央のお顔は…誰。

いろんなものを詰め込みすぎてる感は否めないけど、きっと大事な所なんじゃないかな。

 

 

あと、殺風景な拓けた公園がありました!ベンチがあるからきっと公園…。

暑さに順応できていなかったから座ってなんかいられなかったけど…、青い空に白い石って一瞬リゾート地感がしたのは間違いない。

拓けた公園

 

町には旅行会社だったり、観光客が好きそうなおしゃれカフェだったりが何件もありました。

もちろんお土産屋さんもちらほら、たくさん。笑

 

 

閉まってて残念でしたが、こんなカラフルは場所もありました!

カラフルなカフェ看板

 

あと、何かの骨アート。

骨を使ったアートショップ

実演で作っていて、アクセサリーとか可愛かったし気になったけど、ちょっと怖くて何も聞けませんでした。

 

 

 

と、ここまでが中心地。

 

ホステルの屋上から外側を見たら、全然違う風景が広がっていました。

茶色で敷き詰められた貧しい暮らしが見える家々

トタン屋根やベニヤ板の小さなお家が茶色い砂地の上に隙間なく並んでて、決してステキな暮らしとは言えない衝撃的な光景でした。

そこを歩いてる人と目が合うのさえ、良くないんじゃないかなとも思いました。

 

キラキラした部分があればそうじゃない部分が絶対にあるよねって話です。

ただ、パラカスではその境界がものすごく近く、同時にものすごく遠くにありました。

 

 

正直町自体はそんなに魅力的には見えない…

ツアーに参加してちょっとだけ郊外に行けば観光地っぽいけど、シーズンじゃないからかお昼だったからかお店は全然開いてないしすごく閑散としていました。

 

でも、パラカスって私の中では印象に残っている町。

あんまり日本人が来なそうなレア感もそうだけど、ここで食べた料理がとっても美味しかったから!!

 

私が南米旅行で一番好きになった屋台グルメと、港町ならではの豪快な豪華料理を紹介します!

 

1.カウサ・レジェーナ

Causa Rellena。

マッシュしたジャガイモに、チキンや卵・マヨネーズをはさんだペルーの伝統的な家庭料理です。

お店ごとにアレンジが効いていて、それぞれの地域で違った味が楽しめました。

 

振り返った中で一番美味しかったのが、70歳越えの真っ黒に焼けたおじいちゃんが、青いポップコーンメーカーサイズの屋台で売っていたカウサ・レジェーナでした!

カウサ・レジェーナ

ケチャップとピカンテいる?って、欲張りなんでどっちもお願いしたらカラフルで可愛くなりました。

上にかかっているのが、白:サワークリーム系ソース、赤:ケチャップ、緑:ピカンテ(辛さUPソース)です。

 

マヨネーズ和えしたチキンがたっぷり挟まっていて、ピカンテのピリ辛さがすごくいい味出していました!

メインはジャガイモなので、これだけでもお腹が膨れます。と同時に、口の中パッサパサになります。笑

 

それでももう一回買おうかって話になったぐらい衝撃的に美味しかったグルメです!

 

2.パリウエラ

Parihuela。

魚・貝・イカ・蟹などの魚介類をこれでもかってくらい使った濃厚で贅沢なスープです。

パリウエラ

私たちが見つけたレストラン【  Pukasoncco Arte y Restaurante 】のパリウエラはでっかい蟹が丸ごと入っていました!

顔よりも大きい蟹

スープは溢れるギリギリ、魚介の旨みエキスたっぷりで、身も最後まで楽しめる。シーフードが大好物の彼は大喜びしてました。

ライムを絞るとまた新しい味が楽しめたのも良かったです。

 

店内のインテリアも素敵でした。

店内のそこら中に独特な絵画や彫刻が並んでいて、待っている時間も楽しかったです。

壁一面の絵画

 

そして私的なハイライトは、お店のご主人。

スペイン語しか通じないはずのペルーの、しかも小さな港町で、英語で話してくれました!

 

そしてもっと嬉しかったのは、ご主人の気配り100%

取り分け用のお皿を余分に持ってきてくれました。そして、大きな蟹を操るのに手を使うんですが、ペーパーナフキンを何枚も使うんですよね。なくなったらすかさずたっぷり補充してくれました。よく見てくれてます。

ピスコサワーを2杯サービスしてもらえたのも嬉しいポイントでした!

 

 

屋台があって良かった。

美味しい料理に出会えてよかった。

ナンニモナイ町で終わるところだった。笑

青:町並み オレンジ:グルメ

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