次の目的地に向かう途中で寄ってもらったパラカス国立自然保護区の無料ツアー!
一面の砂漠の先に突如現れるエメラルドの海、目の前で崩れ落ちる浸食された地面…、世界の大きさと自然の驚異を体感してきました!!
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パラカス国立自然保護区ツアー
パラカス国立自然保護区って?
Paracas National Reserve(Reserva Nacional de Paracas)。
ペルーの首都リマから車で3時間、日帰り観光でも訪れることができる景勝地地区で、最寄りの町はパラカスです。
この地域に住む生物とその生態系を守ることが目的とされていて、ラムサール条約(渡り鳥と湿地について定めている国際条約)にもペルーで一番最初に登録された大切なエリアです。
その他にもインカ文明の遺跡群なんかも保護されているそうです。
約33万5000ヘクタールの広大な自然保護区。
だいたい鳥取県と同じくらいの広さがあって、このうち65%が海、35%が砂漠と島でできています。
海のパートで有名なのがバジェスタス島。スピードボートに乗り、一面を埋めるペンギンやアシカを至近距離で眺めることができます。
で、砂漠パートが今回参加したツアーで訪れた場所です!
一面の砂漠から絶壁の海へ
パラカスの町で11:00にピックアップ。
出発したらすぐに一面が砂漠に変わりました。
確かに町のすぐ横はなんにもなかったなー。


バスで10分ちょっとですぐに到着です。
自然保護区なのでガイドさんが一旦バスを降りてオフィスに向かいました。

確かこの時、全員分のパスポートを持って行ったはず。
前に、バギーとか4WDで無断で入って荒らしていった若者たちがいたそうですよ…。
写真見たけど、まっさらな砂漠にタイヤの跡だけぎっしりついていました。そういう心を持つ子には育てたくないな。
3000kmにわたって続く砂漠を奥に進んでいくと海が!

拓けたところに出てきました(どこもかしこも拓けてるけど笑)。
バスで2ヵ所寄っていきます。


ここで注意点。
ものすごい風が吹く時があります。
いや、この日は9割強風でした。
こんなことになります。笑

砂漠の横に…、海‼


…こんな景色初めて見た。
しかもこの海岸線、波でえぐられてます!!
自然の力ってすごいです…。
海岸の砂が赤いってのも初めて見ました。こ
れも浸食されたことで起きた現象なのかな。
そして、地面が崩れ落ちています‼
このツアーの最中にも崩れ落ちる瞬間を何度か見ることができました。
ちょっとだけ近づけるポイントもありました。


もう地面がガタガタ!
綺麗なエメラルドなのに近づくのが怖いって…。
それで所々に立っていた看板がこちら。

「Danger walk to 6m from the shore」
海岸線に6mまで近づくと危ないよーって。
…でしょうね。笑
別の場所で撮影した海はこんな感じ。

既にボロボロ。
安全柵の内側から撮影しましたが、足元にヒビ入ってるポイントありました。
ここの海は水の色が青じゃなくて緑色に見えました。
というのも、ここらへんは植物プランクトンがいっぱいで、そのプランクトンが緑色だから海も緑色に見えるって話でした。
この植物プランクトンを求めてたくさん海洋生物が集まるそうです。
さて、最後に私の個人的なお気に入り。

カラフルでかわいい、ってそれだけなんですけど。笑
ここでポイ捨てしようなんて考える人がいるのか、って思うところですが、こうやってしっかりゴミ箱が設置されているっていいですよね。
広大すぎる内陸部の砂漠地帯だけでも感動していましたが、そのすぐ横に海が出来ていて、更にそのえぐられた海岸線にはもっと驚きました。
今もきっと浸食が進んでいて崖が崩れてるんだろうなー。
自然のすごさをこの目で感じてきました!
利用したツアー会社
ペルー滞在期間は、すべてこのバスを利用して移動しました。
観光客しかいないので安全で、降りたいところで降りて次の乗車日は自分次第。ツアーガイドが宿やツアーもサポートしてくれます。
時間:11:00~12:30くらい 1.5h
料金:無料(バス代金に含まれる)
その他:英語ガイド
パラカスからワカチナに行く途中に寄ってもらうことができ、このツアーは初めからプランに含まれているので無料です!
11:00にパラカスの町の出発し、10分程度で到着。
1時間ちょっと観光のために立ち寄ります(2ヵ所)。
そのまま次の目的地、ペルーのオアシス・ワカチナに14:15到着です。
季節や日にちにもよると思いますが、私たちが出発した日は私たち含めて3組、5人しかバスに乗っていなかったので、バスはゆったり使えたし写真も人を気にせず撮影することができました。
ツアー参加の注意点
1.強風に注意
風がものすごく吹き荒れます。髪が雷神のように逆立ちます。
髪の毛の長い方はぜひ、まとめてから観光してください。と同時に、帽子は危険なので注意した方が良さそうです。
2.紫外線対策
日焼け止めはもちろん、サングラスも忘れずに。(でも風に飛ばされないように気をつけて。)
3.「Danger walk to 6m from the shore」
目の前で地面が崩れ落ちるのを見たのは衝撃的でした。
6mと言わず海岸線付近であればいつでも足元に十分に注意して楽しんでください!
最後までお読みいただきありがとうございます!
この記事が少しでも情報の足しになっていれば嬉しいです。
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