ペルーのリマから約4時間、パラカスという小さな港町から、『 貧乏人のガラパゴス 』と呼ばれるバジェスタス島(バレスタス島)に行ってきました!
今回紹介するバジェスタス島ツアーは、ちょっと本家ガラパゴスまで行くまでの余裕はないけどでも野生動物に会いたい!って方が15USDで満足できるツアーです!
規模も種類も貧乏人サイズですが笑、魅力はたっぷりありました!
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バジェスタス島 野生動物観察ツアー
バジェスタス諸島は、自然保護区内にあるので一般人は島に降り立つことはできません。ツアーガイドと一緒にボートに乗りこみ、島のすぐ近くまで行って野生動物を観察する2時間のツアーです。
スピードボート30分
15USドル(約1611円)でずいぶんとしっかりしたボートに乗れました。シートベルトがないのが不安になるけど、ライフジャケットが用意されていたので万が一吹っ飛ばされても安心。笑
出発してすぐにマックススピードになってびゅーーーん、がんっがんっがんって。
私たちのテンションが上がる前に舟自体がエキサイト。ものすごいスピードで波にあたるから揺れがとにかく激しかったです!それと同時にものすごい風でこんなことになりました。笑
暖かい地域とはいえ海の上でものすごいスピードなので、あったかいジャケット必須です!ふつうに寒かった。
ガイドさんが永遠と英語で説明してくれていました。正直声が風で飛ばされてて何もわかんなかったですけど。笑
だからガイドもしっかり聞きたいって方は前2列目くらいに構えてた方が良いと思います。
行く途中でイルカたちにも会えましたよ!
30分揺られるとバジェスタス諸島に到着です。
野生動物を観察
バジェスタス諸島っていうくらいなので大きな岩の島だけじゃなくて何か所も小山程度の岩があったりして、そこら中で動物たちを観察できました!
1.鳥たち
とにかくものすごい数の鳥たちが飛んでいました!
たくさんの鳥が羽広げて旋回してるとご飯狙われてるって怖くなるのは私だけ??
でもここではまあご飯もなかったけど全然怖くなくて、ただただスケールがでかすぎて。むしろ、鳥はもちろん他の動物も多すぎて着陸できる場所がないんじゃないかーなんて思ってました。笑
2.アシカ
そこら中で打ち上げられていました。休憩してるっていうのか。笑
岩のすぐ近くまで行って止まってくれていたので、しばらく観察・撮影タイム。
岩陰に隠れて2頭だけで…
そりゃもうボート内からはヒューッって歓声でしたよ。笑
3.ペンギン
いっちばん驚かされたのは彼ら。
島の上に広がる黒い線が見えますか??全部ペンギンです‼‼‼‼
ペンギン博士のうちの弟によると、これはフンボルトペンギンだとか。
すぐ近くまで寄って毛づくろいとか次々と海の中にダイブしていく所も観れました!よくテレビで見る『ちびっこペンギン初めて海に入る。』みたいな感じで滑ってるのもいて、これがこのツアーのハイライトでした!
磯の香りに加えてフンの匂いがきつかったのは内緒です。(人間が手を加えていない自然保護区域なんだから当たり前。)
何かの施設
なんだか人が住んでいた形跡がありました。
島を繋ぐ可動式の橋がありました。今はもう鳥たちの休憩場所。
あ、いや人は住んでいるのか?自然保護区だから守る人がいますもんね。こんな施設もありました。
パラカスの地上絵
約20km先からも見ることができるという巨大なマーク、約180mの長さがあります。いつ作られたのか、誰が作ったのか、どんな意味があるのか、はっきりしていないそうです。
ナスカに行く前にこんな迫力のある絵が見えるとは思っていませんでした!
こんな感じで、合計1時間は風に吹かれていましたが、野生動物のパラダイスを身近で観て謎のマークでミステリアスな気分になれる楽しいツアーでした!
利用したツアー会社

ペルー滞在期間は、すべてこのバスを利用して移動しました。観光客しかいないので安全で、降りたいところで降りて次の乗車日は自分次第。ツアーガイドが宿やツアーもサポートしてくれます。
リマを6:00に出発して10:00にパラカス到着。移動中にツアー参加のアンケートを取っているので、参加者はそのままボート乗り場へ向かいます。※パラカスに滞在する人はバックパックをピックアップしてください。
もしくは、パラカスに前泊している人は8:00からのツアーもあります。
8:00~10:00/10:00~12:00 2h
15USドル / 50PENソル
英語ガイド
ツアー参加の注意点
1.防寒着必須
ずっと海の上にいて、移動中はしきりなく強風が吹くのでけっこう寒いです。できれば首から風が入るのを防げるものを。
2.紫外線対策
曇りだとしても、日焼け止めやサングラス、帽子(飛ばされないように注意)があった方が良いです。
特に<PERU HOP利用者>。早朝出発で何も保護していない状態でボートに乗り込むと、翌日に鼻の皮が剥けます。笑 (体験談)
3.ガイドを聞く場合はボート前方へ
ボートで移動中はガイドさんがずっと説明してくれます。でも、ボートの真ん中あたりにいたのでほぼ聞き取れなかったです。
理解できた方がもっと楽しくなると思うので、できたら前方2列目あたりを狙えると良いと思います。
4.船酔いにも注意
乗り物酔いしやすい方は酔い止めを。
5.<PERU HOP利用者>バックパックについて
ツアーに参加してそのまま次の都市に向かう人は、バックパックをバスの中に置いておいて大丈夫です。パラカスに滞在する人は、バックパックを背負ってツアーに参加することになります。
私たちはアナウンスをちゃんと聞いていなかったので、滞在するにも関わらずバックパックがバスの中でした。ツアー終了からバスのお迎えまでの1時間、ただただ待ちぼうけになるので気を付けてください。
最後までお読みいただきありがとうございます!
この記事が少しでも情報の足しになっていれば嬉しいです。
☆1USドル≒107.43円, 1PENソル≒31.92円
(2019年9月時点)
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