こんにちは!
本格的な冬ですね。1月ってソウルでももう雪降っていい時期らしいですけど、今年はずいぶんと遅い。
というわけで、自ら寒い所へ出向きます。笑 なんでもパジュ(坡州/파주)でマスの氷上釣りとつかみ取りがあって、しかもその場で捌いてくれるというお祭りがあるということで行ってきました‼
お祭りの概要
ソウルから車で1時間、北朝鮮との国境付近DMZ/イムジンガクにも近いパジュという街で冬に行われるマスのお祭りで、今年で9回目を迎えます。
氷に開いた穴から釣りを楽しんだり、マイナスの気温の中プールでマスのつかみ取りをしたり、Kidsに交じって雪ぞりをしたり。「冬」を120%体感するお祭りでした。
中学生以上は17000w、5歳以上/小学生は13000wの入場料を支払います。
氷上釣り・つかみどり(土日祝のみ開催)・雪ぞりが料金に含まれています。
冬あそび
氷上釣り
なにも準備をしていないので、釣り竿とエサを購入します。
(抜粋)
- 簡易釣り竿 5000w
- 本格的な釣り竿 20000w
- 氷すくい 4000w
- 簡易イス(販売) 7000w
- (レンタルの簡易イス(2000w)は外のショップで借りられます。)
- サーモンの練りエサ 10000w
私たちの購入品4点。24000w。
10時には氷の上にいました。みんな会場の端っこで釣りしているので、私たちはど真ん中陣取ってみました。
1時間半が過ぎました。獲れたのは1匹…。あまのじゃくしないで周りに従うべきでした。笑
途中途中あちらこちらでキャーって歓声が上がって、その度に全員が注目する。みんな魚に飢えてましたね。笑
私の糸も動いたんだけどなー、位置調整してた時でオーって思ったらもうエサ消えてました。。
湖底のちょっとだけ上に釣り針がくるようにして、ちょいちょいって動かしてると魚が寄ってくるって仲良くなったおばちゃんが言ってました。だから調整してたんだけどな。。
あ、注意点です。釣れた魚は、袋でもなんでもいいので地面から離して保管した方がいいです。直に氷上に置いておくと刺身では食べられないそうです。凍っちゃうから。笑
お昼過ぎがピークだったと思います。とはいえ、日曜日に行きましたが、人がいっぱいで釣りができないってことはなかったです。寒いので氷張っちゃって穴が埋まってるからできない、ってところはいくつかありましたけど。はは
マス/ヤマメのつかみ取り
うちの旦那様が一番エキサイトしてたやつ。
12時からスタートで、その30~15分前くらいにアナウンスがあります。聞き取れなくても、一斉に大人が氷上から動き出すのでわかりやすいです。
先着で100人だったかな、順番にマジックで左腕に番号を書いていきます。この日は86人で終わってました。
20人ずつでやるんですが、男の人だけじゃないです‼女子も何人もいて寒ーいって高い声出してました。笑 ビニール袋をもらって、1人2匹まで獲ってOKです。全然だめやったーって人でも、頑張った賞で1匹貰えます!
うちの旦那様はやる気満々です。ロンT・短パンで臨みました。笑 まあまあ苦戦してましたが、無事に2匹つかんで満面の笑みでフィニッシュです。
家にいても足先がしびれる程先端の冷えが重症なので私は断念しましたが、ものっすごく楽しそうでした‼ただ注意です。体温熱すぎる彼ですが、思った以上に冷たかった、しばらく足の感覚なかったって言ってました。足なくなってみたいって方はどうぞ。笑
雪ぞり
子供とママパパしかいない…。でも2回滑ってやりました!
雪ぞりなんていつぶりだろ。きっと小さいときに家族でスキー場に行って以来なので、25年くらいですかね。短くて確かに子供向けだったけど、この様子だとすごく楽しかったんだと思います。笑
その場でいただきます
釣ったら、獲ったら、ここで食べましょう‼
串焼き・たい焼き・チュロスなどの屋台が屋外に出ていますが、その場で調理してもらって食べられる飲食スペース(500人収容)が用意されています。ビニースハウスの中でとっても暖かかったです。
マスのお刺身
- マスのお刺身(持ち込み) 5000w
- 〃 (販売) 25000w
- お刺身の和え物(持ち込み) 10000w
- 〃 (販売) 28000w
- 野菜の盛り合わせ 3000w
- ソジュ 4000w
- ビール/マッコリ 3000w
まあちょいとびっくりしましたね。獲れてもタダでは捌いてくれません。それでも普通に買うのに比べたら断然安いです。手に入れた3匹のうち、ついさっき足を凍らせて掴んだ2匹をお刺身(1)にしてもらいました。
もうこれだけで贅沢で、新鮮すぎて弾力がものすごかったです‼そして2匹ってけっこうお腹いっぱいになりました。
ここで3つ目の注意点。ここのわさび、尋常じゃないくらい辛いです。笑 ゆるいからって醤油のノリでつけたら息できなくなりますよ。
マスのホイル焼き
- マス焼き(持ち込み) 5000w
- 〃 (販売) 25000w
こっちでは1匹、お刺身はできないよーアナウンスがあった氷上のマス。保冷バッグには入れてあったけど、もう息絶えてから1時間くらい経つしネバネバがでてたので火を通しました。
支払いをすると、内臓を取り除いて塩で〆てくれました。ホイルに包んでもらって窯に持っていくと番号札がもらえます。15~20分後に取りに行くとホイル焼きが出来上がっていました!
ほんのり感じる程度の塩が丁度良かったです。むしろそのままでも甘みたっぷりでした。
ワカサギのから揚げ
子供向けにワカサギのイベントもあったみたいです。これもまたアナウンスでいっぱい人が動いてました。
私たちはそれに参加したわけじゃないんです。氷上釣りをしていた時にアナウンスがかかりました。
「ワカサギのからあげ、10000wのところ5000wで提供します。」 なんだって?!笑
14:30にディスカウントが始まりました。その日の準備具合・売れゆきによってもちろん変わってくるとは思いますが。
- ワカサギのから揚げ(持ち込み) 5000w
- 〃 (販売) 10000w
- マスのから揚げ 25000w
帰る前にスナックとして買いました。すでにマス3匹たいらげていたので脂がきつかったです。笑
でもこのボリュームで5000wってすごいです。セルフで醤油がもらえます。注文してから揚げてくれるのでサクサクで美味しかったです!
ビニールハウスの中では、おでんやトッポキ、うどんやキムチチゲ、あとコンビニみたいなミニスナックも販売していました。
持ち物
必須の持ち物
- あったかいアウター
じっとしているし氷の上にいるので足からどんどん冷えてきます。できればフード付きのものを。
- 滑らない靴
氷の上なので、滑らない動きやすい靴じゃないと危険です。
あると役立つ物
- 簡易イス
レンタルもありますが、持ってこれるなら節約したいところです。じっと待っていることになるので、何か休めるものを。
- レジャーシート
イスがなくても、レジャーシートがあれば濡れずに腰かけることもできますし、荷物を置いておくこともできます。
- 保冷ボックス/バッグ
獲れた魚をより新鮮に保っておくために。
- 釣り竿/ルアー
釣り竿の販売もありますが、慣れているものがあるのであれば。自前のルアーを使っている人がよく釣れていました。
- 釣り針を抜くニッパー?
釣り針が奥に引っかかっちゃて、近くのおじちゃんに助けてもらいました。何も持ってないと1竿につき1匹で終わります。笑
- 着替え/タオル
つかみ取りをする場合は、ふくらはぎまで水に浸かるので、膝までまくれるズボンと腕がまくれる服が必要です。
- ほっかいろ
寒いです。
まとめ
2人で82000w(入場料34000w、竿代24000w、グルメ費24000w)。調理してもらうのにお金がかかるのは盲点でしたが、全部のアクティビティを楽しんで新鮮すぎる魚料理を食べれてこの値段です。
冬の寒さをむしろ楽しんでしかもお腹が膨れるなら、とてもお得なお祭りだと思いました!
この時期はパジュだけでなく、有名どころのファチョンやピョンチャンでもマス/ヤマメ祭りをやっています。せっかく釣り竿を買ったので、ほかの氷上釣りにも出かけてみようかと思っています!
基本DATA
【 파주송어축제 】
(パジュ ソンオチュクチェ)
2018年12月22日(土)~2019年2月10日(日)
9:00~17:00
(雪そり10:00~16:00)
京畿道 坡州市 広灘面 防築里 95番地
(경기도 파주시 광탄면 방축리 95번지)
中学生以上:17000w
子供:13000w
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