縦に長く伸びる宮崎県。
山も海もある見どころ満載の宮崎県を、2日間に分けて縦断観光してきました。
前半は、数々の神話が語られている高千穂へ。九州屈指のパワースポットと言われ年間150万人以上が訪れる高千穂の観光名所を一気に巡ります。
高千穂町の中心地にある、扉の奥で縁日をやっているような居酒屋にも行ってきたので、そこも合わせてご紹介します。
宮崎2泊3日観光プラン
1日目▶
12:30 宮崎空港出発・レンタカーピックアップ
15:30 パワースポット1 高千穂峡
16:45 パワースポット2 天安河原
17:30 パワースポット3 天岩戸神社
18:30 ホテルにチェックイン
19:00 縁日みたいな居酒屋で乾杯
2日目▶
06:30 パワースポット4 国見ケ丘
07:00 パワースポット5 高千穂神社
ーーーーー↑ここまでが今回の記事ーーーーー

09:00 ホテルをチェックアウト・出発
11:30 宮交ボタニックガーデン青島で緑に触れる
12:15 青島神社で縁結び祈願
14:00 サンメッセ日南でモアイと記念撮影
15:00 洞窟に守られる鵜戸神宮を参拝
16:00 飫肥城を散策&城下町で食べ歩き
19:30 ホテルにチェックイン
20:00 宮崎を味わいに居酒屋はしご2軒
3日目▶
09:30 ホテルをチェックアウト・出発
10:00 レンタカー返却・宮崎空港到着
1日目に北部の高千穂まで上がり、2日目に南部まで戻ってきて観光するという流れにしました。
振り返ってみて気がつきましたが…ごはんの時間をあまりとってなかったですね。でもまあ効率よくたくさん周れたのでOKです。笑
宮崎空港を出発・北上
宮崎空港、小さな地方空港だと思っていましたが、広くてきれいで展望デッキには小型飛行機もあってステキな空港でした。
レンタカーをピックアップして高千穂に向けて出発。高千穂に近づくと、橋から渓谷の絶景が眺められる地点がいくつもありました。
小山のガーデンアートでお出迎え、2時間半かけて高千穂町に到着です。
パワースポット1 高千穂峡
高千穂峡は、阿蘇山から噴出した火砕流が五ヶ瀬川に沿って流れ出して、急激に冷やされたことで出来上がった柱状節理の渓谷で、1934年に国の名勝・天然記念物に指定されています。
日本の滝百選にも選ばれた17mの高さから落ちる真名井の滝は、特に強いパワーがあるとされているそうです。
高千穂と言ったらこの絵を思い浮かべる人も多いんじゃないですかね。
切り立った渓谷に映える深い蒼がとても幻想的でした!
ボートに乗りたくて真っ先にここに来たんですが、もう待ち人数が多いということで早めに受付を終了していました…。もっと早い時間に来て待つのも覚悟で行った方が良さそうですね、今回は平日でしたが16:00前には打ち切っていました。
ただ、すぐ近くにお茶屋さんがあったり願い事版?があったりしたので、ボートに乗れなくても十分に楽しめました。
さらに、少し離れた大橋駐車場に停めたんですが、ここから徒歩で向かう渓谷沿いの遊歩道がとっても綺麗でした!神話に由縁のある「おのころ島」や「月形」、「鬼八の力石」を観ることができます。
「鬼八の力石」”鬼八が投げた石”の説明を読んで、鬼を倒すために大きな石を投げて鬼を下敷きにした、と解釈していた私の読解力を悔やみます。笑
大橋駐車場(無料)から渓谷までは片道15分くらいの道のりで階段も少しありますが、こんなに綺麗な景色があるならわざわざ近くに停めなくてもいいかなと思いました。
【 高千穂峡 】
宮崎県西臼杵郡高千穂町大字三田井御塩井
御塩(おしおい)駐車場 … 500円
あららぎ駐車場 … 300円
大橋駐車場 … 無料
※カーナビ設定は「高千穂峡淡水魚水族館」←高千穂町観光協会より
貸しボート▶
8:30~17:00(最終受付16:30)
1隻(3人まで)30分 2,000円
パワースポット2 天安河原
天安河原(あまのやすかわら)は、天照大神(アマテラスオオミカミ)が岩戸に隠れた時に天地暗黒となって、八百万の神が集まって会議をしたと伝えられる洞窟です。
洞窟の奥に鳥居があって、願いが叶うということで周りには無数の石が積まれています。
すごく幻想的な場所でしたが、自分のかばんで石を崩しちゃわないか心配していました。笑
陽がささない上に洞窟の天井から水滴が落ちてくるので、涼しいって言うかひんやりって言うか…、はい、神聖な雰囲気でした。
散策路から眺められる渓流が透き通っていてとっても綺麗だったのが印象的でした!
【 天安河原 】
宮崎県西臼杵郡高千穂町大字岩戸
天岩戸神社へ …無料
天岩戸神社の駐車場に車を停めて、神社を正面に左側に歩いていくと看板が見えてきます。
パワースポット3 天岩戸神社
天岩戸神社は、古事記・日本書紀に記される天岩戸神話の舞台となった神社で、天照大神が隠れた天岩戸(洞窟)を御神体として祀っています。
皇室の崇敬も厚く、大正天皇の遺品が保管されていたり、秩父宮殿下・高松宮殿下・常陸宮殿下を始めとする皇族の参拝も度々あるそうです。
駐車場脇に君が代に詠まれる「さざれ石」があったのには驚きました。
学名 石灰質角礫岩。石灰分を含んだ水が粘着力の強い乳状体になって、地下で小石が集まって大きくなる。やがてそれが地上に出て「千代八千代」「巌となり苔をむす」ということです。
あっぱれ。笑
【 天岩戸神社 】
宮崎県西臼杵郡高千穂町大字天岩戸1073-1
P1~P4あり …無料
パワースポット4 国見ケ丘
国見ケ丘は、神武天皇の孫・建磐龍命(タテイワタツノミコト)が九州統治の時に国見をしたとされる伝説の丘で、標高513mのこの丘からは東西南北に伸びる阿蘇山などの連山や盆地を眺めることができます。
「秋から初冬にかけて幻想的な雲海が広がることで有名です。」と言いつつ、3月の終わりでもしっかり雲海でした。笑
息をのむ絶景で、風と吹き具合と太陽の当たり具合でどんどん姿を変えて見えるので一瞬一瞬が貴重な時間でした。
早起きしてお出かけしてよかったです!
太陽が見えてからだんだん暖かくなってきましたが、太陽の見えないうちはめちゃくちゃ寒かったです。
みんな日の出に合わせて国見ケ丘に着いていましたが、日の出時刻は山から太陽が顔を出す時間じゃないので、日の出時刻頃にホテルを出発するくらいでちょうど良いと思います。
【 国見ケ丘 】
宮崎県西臼杵郡高千穂町大字押方
無料
パワースポット5 高千穂神社
高千穂神社は、天孫降臨の地である高千穂の八十八社の総鎮守で、「続日本紀」にも名前が記されている由緒ある神社です。
諸願成就・農産業・厄祓、2本の杉の幹が繋がった夫婦杉があることから縁結び・夫婦円満のご利益があると言われています。
(引用元:高千穂町観光協会)
深い緑と朝の静寂さが一層高千穂神社の荘厳さを引き立ててくれるので、早朝に国見ケ丘を眺めてから高千穂神社に寄ったのは正しかったと思います!
ここで一番気になったのは、境内を守る狛犬さん。
たてがみフサフサで威厳がすごい!プラス、縁結びの神様だからですかね、子犬がいます‼
子犬を守っている狛犬を見たのは初めてだったので記録しておきます。
【 高千穂神社 】
宮崎県西臼杵郡高千穂町大字三田井1037
無料
夜神楽▶
毎日20:00~21:00
1人700円
おまけ:居酒屋てんつくてん
さて、高千穂のパワースポットのお話はここまでですが、観光の一区切りとして偶然立ち寄った居酒屋がステキだったのでここに載せておきます。
高千穂バスセンターから徒歩1分、赤い提灯が眩しい瓦屋根の「てんつくてん」です。
二重扉の向こうはちょっと沖縄風?な色合いでっかい招き猫がいたりします。
カウンターの他にお座敷があって、カーテンで仕切られているので半個室って感じでした。
芋娘(揚げサトイモの串)・チキン南蛮・鳥刺し?・ばくだん
芋娘けっこうハマります!芋揚げてるだけやんって見えますけど、きっと特製の味付けが肝かと。
それと最後に食べたばくだんはごはん茶碗2杯分くらいあるデカおにぎりで、宮崎で見たばくだんの中でダントツに大きかったです。笑
味よし雰囲気よしおっちゃんのスマイルよしで3拍子揃っているので、こことってもオススメです!
思い切り観光した後どこで〆の一杯しようかってなったら、是非てんつくてんに行ってみてください。
【 居酒屋てんつくてん 】
宮崎県西臼杵郡高千穂町三田井805
17:30~24:00(日曜日定休)
この地にいるだけでパワーをもらえます!
宮崎空港からも熊本空港からも決してアクセスが良いとは言えないですが、一回訪れたらきっと虜になる魅力が高千穂にはあります。
緑に癒されてせせらぎに耳を傾けて全身でエネルギーを感じてこれました!
神話についてちょっとでも知識を入れてから訪れたらもっともっと楽しめたかなと思います。以上!
次回の記事は宮崎旅行後半戦。
「青島」「モアイ」「鵜戸神社」など宮崎市以南の定番観光地を巡ります!
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