マチュピチュ村の歩き方 美味しいお値打ちレストラン&ホステル情報

南米 South America

謎に包まれたままの天空都市「マチュピチュ」。

この年間100万人以上が訪れる超有名な観光スポットを支えているのが、麓にある「マチュピチュ村」です。

マチュピチュ村を発展させた日本人の話を含めた歴史をちょろっとおさらいしつつ、ここに来たらぜひ食べてほしいグルメと、私たちがお世話になったホステルを紹介していきます。

マチュピチュってだけでエネルギー(興奮しかり疲労しかり)をたくさん消耗するので、少しでもそれを回復する手助けになれればいいなーと思っています。

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マチュピチュ村について

マチュピチュ村は、世界遺産の観光地マチュピチュの山の麓にある人口3000人の小さな村です。

マチュピチュ村の広場

中央に川の流れる風情ある街並み

村は活気に溢れていますが、でもどこか懐かしい、日本のひなびた温泉街のような風情も漂ってきます。というのも、マチュピチュ村の正式名称は「アグアス・カリエンテス」で<熱いお湯>、温泉っていう名前が付けられています。

半日もあれば周りきれるこの村には、実際に温泉が湧いていて入浴することもできます。(まあ日本人にはぬるいって聞いてたんで入ってはないですが。)

また、村にはペルーレイルが延びていて、クスコから割と楽にマチュピチュ村にアクセスすることができます。

乗り入れるペルーレイルと駅

今でこそ世界中から観光客が訪れて村自体も観光地化して、レストランやお土産屋さんも充実していますが、この発展の歴史の中に一人の日本人の名前が刻まれているって知っていましたか?

野内与吉さん。

マチュピチュ村の初代村長としてトップに立っていた方です。

何もないとことから水を引いて畑をつくったり、水力発電所をつくって村に電気をもたらしたり。クスコ~マチュピチュの線路を通したり、本格的な木造建築の「ホテル・ノウチ」を開業して一部を民間の施設として無償で提供していたり。

野内さんがいたから今のマチュピチュがあると言っても過言ではないくらいです!

マチュピチュの発展に大きく貢献したとして、野内さんの故郷である福島県大玉村と、2015年にマチュピチュ村初の友好都市協定を締結しています。

 日本マチュピチュ協会

日本人として誇りに思ったので書かせていただきました。

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マチュピチュ村のおすすめレストラン

さて、観光して興奮して歩き回って帰ってきて、お腹はペコペコですね。

アルマス広場の周辺には眺めのいい高価なレストランが立ち並んでいますが、もう少し安くって思ったら、パチャクテック通り(Ave Pachacutec)をおすすめします。

パチャクテック通り自体がレストラン街で客引きがすごいですが、踏ん張って奥の方(坂の上の方)に行けばスープ・メイン・デザートで15ソル(約495円)という安いレストランが何軒も出てきます!

どのレストランも似たようなメニューですが、種類が豊富なので十分満足できます。

と、私はこの15ソルディナーを目指していましたが、彼がどうしてもセヴィーチェが食べたいということで客引きに負けました。笑

普通に高かったけど、テーブルに飾ってある一輪のバラが素敵だったし飲んでみたかったピスコサワーをサービスしてくれるって言うんでお願いしちゃいました!

念願の本場ピスコサワー

ピスコのヴィンヤードには行ってたけど、ピスコサワーを飲むのは初めてでした。

柑橘の爽やかな味わいに40°のピスコがドンってくるから、そのまま一気にほろ酔い。でもクセがなくて美味しかったです!

時間があるので、自宅で作れるピスコサワーのレシピを載せておきます。笑

  • ピスコ酒
  • レモン果汁
  • お砂糖
  • 卵白

 

  1. 材料を集める…お酒好きな人はピスコ酒多めに。でも40度です。
  2. ミキサーを回す…卵白で泡ができるまで。
  3. グラスに注ぐ…デコレーション大事。

めっちゃ簡単。笑

そして今卵が入ってたって知りましたー。アレルギー持ってる方はピスコサワー気をつけてくださいね。

テラス席で夜風に当たりながら待ってたらメインのセヴィーチェが来ました!

ソースで魚の絵が描かれたセヴィーチェ

デコってある――――‼‼

メルカドばっかり行ってたからこのクオリティーには感激です。

レモンがけっこう効いてるさっぱり強めのセヴィーチェで、デコレーションのソースはかつおだしっぽい風味がしました。

セヴィーチェと記念撮影

ちなみにこのセヴィーチェが彼の大のお気に入り。南米の思い出を聞くとこのセヴィーチェが真っ先に出てきます。ディスカウントして30ソル(約990円)だったけど、そのくらいおススメです!

 

観光地化しているマチュピチュ村ではあるけれど、ここで暮らしている地元の人たちもたくさいんいます。

彼らの食を支えるのは、レストランが立ち並ぶ中心地のど真ん中に構えるメルカドです。1階に野菜・果物・肉のスペース、2階にフードコートがあるので、安く食事をするのも、朝食のバナナとか水を買うのもここでいいと思います。

あと、やっぱり観光客向けのレストランは多いけど、スーパーや南米っぽい屋台もありました。

特にはずれのサッカーコートの目の前で売っていたカリカリのお肉とポテトが美味しかったです!

分厚いポテトフライとチチャロン

これはチチャロンなのかな?名前はわからないけどすごいジューシーでした!

ベンチに座って食べてたら地元キッズたちがじろじろ見てきてたけど、あれは知らん種類の人間が俺らのテリトリーにいる―って思ったのか観光客が俺のかぁちゃんのメシ食ってるーって思ったのか、とりあえず数奇な目で見られました。でも美味しかったから紹介ちゃいました!

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マチュピチュ村のホステル

【 Hostal Cusi Qoyllor 】

(ホスタル・クジ・コイヨ)

大きな窓のついたツインルーム

(引用元:Booking.com)

大きめのベッド2台で、大きなスーツケースを広げても邪魔にならないくらい広いお部屋です。トイレ・シャワーが部屋の中についてるのもGOODポイント。

私たちは壁一面の大きな窓があって通りに面している部屋に泊りました。口コミでは隣のクラブがうるさいって書いてありましたが、何の音も聞こえなくて快適でした。

ハムチーズも用意された朝食カウンター

(引用元:Booking.com)

そしてこのホステルの一番のオススメポイントは朝食

マチュピチュに登る人は5時過ぎに出発したりするので、その時間に合わせてものすごく早朝から朝食の準備をしてくれています!

パンとフルーツの入った紙袋が用意されていたので、そのまま貰ってマチュピチュに向かうこともできました。

 

【 Hostal Cusi Qoyllor 】

  • 2017.12.08~2017.12.10 2泊
  • ツインルーム 専用トイレ・シャワーあり
  • 54USドル/2泊

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ゆっくり滞在して観光してみるべき!

私たちは中日をマチュピチュ登山の日にして、2泊滞在したのでゆっくり観光することができました。

マチュピチュへの拠点としてしか知られていないマチュピチュ村ですが、小さい中に面白さがぎゅっと詰まった場所です。

日帰りで観光して足早に帰ってしまう人も多いですが、ここは1泊してのんびり街歩きを楽しんでみても良いんじゃないでしょうか。

:Ave Pachacutec (格安レストランの通り)

:チチャロンの屋台

:ホスタル・クジ・コイヨ

:マチュピチュへのバスチケット売り場

:マチュピチュへのバス乗り場

 

おまけ。

マチュピチュ村にあったごみ箱がめちゃくちゃツボだったので載せておきます。

カエルの口にごみを入れるトラッシュ缶

ゴロンってひっくり返すしか取り出し方がない作りだけど、でもそれよりもカエルってインパクトと可愛さを優先したデザインに100点満点♪

 

おわり。

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