真っ先に「滝」が浮かんでくるのがイグアス観光ですが、もうひとつ忘れてはいけない観光スポット「Parque das Aves」をご存知ですか?
自分のすぐ上を飛び回るカラフルな鳥たちに会える、まるでジャングルのような野鳥公園があります。
今回は、街からもイグアスの滝からもアクセス抜群で、今までにないスタイルでドキドキさせてくれるParque das Avesの魅力をたっぷりとお伝えします!
それではLet’s go!
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Parque das Avesって?

パルケ ダス アヴェス。(以下、アーヴェス公園)
アーヴェス公園は、イグアス国立公園の敷地内にある、個人が運営している野鳥の動物園 兼 保護センター。
「鳥が好きなんだ。だから鳥公園を作る!」と一念発起した人が1年足らずでオープンした、ありのままの自然を残した愛の溢れる鳥公園です。
16ヘクタールの大西洋熱帯雨林の敷地には、中南米を中心とした150種類以上の鳥類が生息していて、その数なんと1400羽以上!
しかも驚きなのは、その50%以上が保護された野生の鳥たち!
檻に入れられた動物たちを見るふつうの動物園とは違って、優雅に水浴びをするフラミンゴや自由に飛び回るカラフルなコンゴインコ、ブラジルの国鳥トゥカーノも間近で見ることができます。
手を伸ばしたら触れられる距離にいる鳥たちを、さっそく見に行ってみましょう!
16ヘクタールの南米探検

公園内は一本道になっていて、エリアごとに区切られています。
チケットを買って中に入るとまず会えるのは、見上げる高さで休んでいる真っ赤な鳥たち!


ここはゲージの中で飼育されているのを外から見るタイプですが、それでもこんな近くで観察できます。
ちなみに他のエリアは、私たちが大きなゲージの中に入るイメージなので、もっともっと近くに感じると思います!
ワクワク。
…あ、先に断っておきますが、鳥の名前はわかりません!
雰囲気をお楽しみください。笑
そのまま進むと、ピンクのフラミンゴー!!
しかもすごい数!!

この位置からだとまだ遠いですが、もっと先まで行くと池の反対側に行けて、そこからはフラミンゴがこんなに近くで見れますよ!

きれいなピンクで毛並みもツヤツヤ。
きっとストレスフリーに育てられてるからですね。
続いては、圧倒的な至近距離で鳥たちと触れ合えそうなゾーン1。



ズームしなくてこの距離!
実際には触っちゃダメだけど、むしろうっかり逆痴漢にあうレベル。笑
まだ4分の1も進んでない時点で、もうすでにはじめましての鳥たちで溢れていました!
そして、圧倒的な至近距離で鳥たちと触れ合えそうなゾーン2。

河川やマングローブに生息している鳥たちのゾーンです。
基本的には森林を伐採せずにそのままの形で活かしている(←公園内全般)ので、渡り廊下(?)の上から自然のままの風景を眺めることができます。
ここでの注目は、何と言ってもトゥカーノ!


……キョロちゃん??
いやいや、黄色い大きいくちばしが特徴的なブラジルの国鳥です。
こんなに近くでお目にかかれました!
このフォルム…、初めて見たけど一気にファンになりました!
「実は鳥だけじゃないんだぞ。」
カメとワニの入り江があります。

運よく見れちゃったのがワニのエサやり。
檻の外から投げ入れて、バウンドしたのをワニが食べるんです。
…見えますか?ねずみ咥えてるの。
ワニゾーンまで来たら休憩スポットがあります。
カフェがあるので一休みできますよー。

後半のメインスポットはこれ!
赤青黄のカラフルなコンゴインコのお家です!



木に止まってるだけならまあ落ち着いて見てられますけどね、時折一斉に天空に飛び出しますからね。
いやー、圧巻というかもう、なんか言葉にならなかったです。
数えきれないほどの蝶々の森や、蛇なんかの爬虫類や目の錯覚が起きる珍しい昆虫なんかのゾーンもあったりします。
驚くほどゆっくり周ってたみたいで、なんと出口まで3時間半かかっていました。笑
目安は1.5~2時間くらいらしいです。
Parque das Aves の行き方
ブラジルのイグアスの滝を目指す。
大雑把なこと言ってますが、ぶっちゃけこれが一番わかりやすい方法かなと思います。
実際アーヴェス公園があるのはイグアス国立公園(イグアスの滝)のすぐ手前だからです。
各方面からのアクセス方法を、少し詳しく説明しますね!
フォス・ド・イグアスから
まずはブラジル国内の街から行く場合。
フォス・ド・イグアスのバスターミナル
↓ 約40分
アーヴェス公園
めちゃくちゃ簡単。
フォス・ド・イグアス市内のバスターミナルからアーヴェス公園まで1本で行けるバスが出ています。
バスターミナルの入り口で3.75BRレアル(約107円)を先払いして、入り口から見て左前方向にある120番のバス停へ。
案内板には「 120 Parque Nacional 」と書いてあって、イグアス国立公園まで行くバスです。
もう支払いは終わっているので、バスが来たら乗り込むだけ。
終点イグアス国立公園の1つ手前がアーヴェス公園で、バスの右側にアーヴェス公園の大きな敷地が見えます。
観光地なのでほぼ確実に止まるし降車は難しくないとは思いますが、もし乗り過ごしちゃっても大丈夫。イグアス国立公園からも歩いてすぐです!
帰りは、道路の反対側にあるバス停からフォス・ド・イグアスのバスターミナルまで戻ることができます。
でも、ここからではなく
これでバス内での快適さが大きく変わると思います。
なぜかというと、アーヴェス公園に停まるバスはイグアス国立公園が始発だからです。
しかもイグアス国立公園から相当乗ってくるので、アーヴェス公園に着く時にはすでにギュウギュウだったりします。
5分弱歩くだけで座って帰れる可能性が出てくるので、帰りはぜひイグアス国立公園から。
プエルト・イグアスから
もうひとつのメジャーなアクセス地として、アルゼンチン側の街があります。
プエルト・イグアスのバスターミナル
↓ 約10分
アルゼンチン出国
↓ 出国審査20分~
(ブラジル入国)
↓約15分
アーヴェス公園
プエルト・イグアスから来る場合は、国境を越えるので出入国審査やバスの乗り換えが必要になってきます。
詳しいアクセス方法をイグアスの滝の記事にまとめているので、こちらを参考にしてみてください。
場所・料金等
【 Parque das Aves 】
住所▶
Av. das Cataratas, 12450 – Vila Yolanda, Foz do Iguaçu – PR, 85855-750 Brazil
営業時間▶
8:30~17:00
料金▶
45BRレアル(約1290円)
ホームページ▶
parquedasaves.com.br
お問い合わせ▶
+55 45-3529-8282
地図▶
鳥を好きになる場所!
もう抑えきれないんで言っちゃいます。
私ここが大好きです!!
鳥ってくちばしが尖ってて怖いから、なんとなく好きにはなれない分野だったんですが、ここに来て一気に見方が変わりました。
羽やくちばしの色が鮮やかで見惚れちゃうのはもちろん、茶色い土の上でくつろいでる茶色い鳥でさえ愛らしいと思いました。
きっと新しい、いや本来の鳥の魅力を感じられると思いますし、公園自体がジャングルの中なのでマイナスイオンが溢れていてリラックス効果もあるはずです。
イグアスに来るのであれば是非、ありのままの、のびのびとした鳥たちの姿を見に行ってみてください!
最後までお読みいただきありがとうございます!
この記事が少しでも情報の足しになっていれば嬉しいです。
☆1BRレアル=28.68円
(2019年8月時点)
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