釜山旅行2日目。
1日目の【釜山旅行】1日目 B級グルメの聖地BIFF広場で食べ歩きに書いたように2日目の朝は14階からの猛ダッシュでチェックアウトだったので、すでにテンションは最高潮です。
本日のルート
10:00 チェックアウト
10:45 釜山のマチュピチュ甘川文化村
12:30 松島スカイウォークと恐竜
13:00 ミルミョン(釜山の冷麺)ランチ
14:30 西面をふらふら
17:00 広安里ビーチ
18:00 お刺身と広安里の夜景観賞
21:45 釜山駅出発
26:37 水原駅到着
釜山のマチュピチュ 甘川文化村
「釜山のマチュピチュ」とは
まずは、甘川文化村が「釜山のマチュピチュ」と呼ばれるようになった背景について。
1950年 朝鮮戦争。
北朝鮮側の襲撃により、韓国側の領域は一時釜山の一部地域だけになっていました。
甘川川文化村の辺りは、ソウル方面から逃れてきた避難民たちが家屋を一から作り畑を耕し集落となった地域です。
山肌に沿ってすり鉢状に家屋が立ち並んでいます。
詳しい戦争の歴史や開拓風景については、甘川文化村の坂の途中にある「小さな博物館」に展示されています。
「マチュピチュ」と呼ばれるのは、この集落のつくりが迷路のような入り組んだ路地形成になっているからだそうです。
また、2009年に始まった「マウル(村)美術プロジェクト」も別名「マチュピチュプロジェクト」と呼ばれています。
甘川文化村の行き方
・地下鉄1号線チャガルチ(자갈치)駅
↓ マウルバス 1-1. 2. 2-2番
・ガムチョン(감천)小学校 下車
村に向かうミニバスが運行していて、サイドに「甘川文化村」と大きく書いてあります。
下車するガムチョン小学校も、たくさん人が降りるのでわかりやすいと思います。
街全体がアートに包まれた街
さて、どんなカラフルな街なのか見ていきましょう!
わーお、ほんとに家がぎっしり詰まっててカラフル。
って言いたかったんですが実際はこんな感じです。
曇ってるから…ではなさそうですね。
下調べしてた写真たちほどフォトジェニックじゃあなかったです。
ただアートプロジェクトの一環なんですかね、町民全員が家屋をペイントしていってるんだからすごい。
そして家屋と家屋の密集具合にも驚き。
坂を進んでいくと人面鳥のオブジェや行進パンツ(←勝手に名付けました。)があります。
壁アートや家自体が装飾されている所もあったり、階段を撮るだけでもインスタ映えでした。
一番有名なのは丘に座っている星の王子様のオブジェで、写真を撮ろうとたくさん順番待ちしていたので今回は断念。
入口のガムチョン小学校の壁にはこんなアートもあって、下車駅のすぐ手前にあるので目印にしてみてください。
スカイウォーク周辺とランチ
松島スカイウォーク
昨日のBIFF広場のチャガルチ駅からほど近い松島海水浴場にやってきました。
ほど近いといっても歩きでは厳しいですが。。
ここに韓国で一番長い海上の遊歩道、松島スカイウォークがあります。
365m。
なんだかステキな数字。
写真にあるように中央がガラス張りになっていてヒヤっとする場所もあり。
…実際には人が通り過ぎてガラスが傷ついたのか曇ってるだけなのか、全然下見えなかったけど。笑
あとガラス部分が水路の格子みたいになっているところもあって、これは本当に風が吹き抜けるので臨場感ありましたね。
汚名返上。笑
365m進むとフォトスポットってなってたり、途中にタイタニックしてくれみたいな場所もありました。
【 송도스카이워크 】
(ソンドスカイウォク)
釜山広域市 西区 岩南洞 129-4
(부산광역시 서구 암남동 129-4)
無料
恐竜に触れ合える公園
松島海水浴場には目の前にラブリーな公園があります。
階段を登りきると「プロポース広場」って書いてあるハートのオブジェのベンチがあったり、地面にハートマークがあったり。
そしてその先に行くと、大きな恐竜のオブジェがそこら中に。
5年前に来た時には気付かなかったけど、期間限定なのかな。
でっかいティラノサウルスがいて近づいたらギヤーーって動き出してびっくり。
ほんとにびっくり。
でも勇気出して握手しておきました。
もう少しフレンドリーなサイズも何体も発見しました。
こっち動かないねーなんて話してたら動き出して、パクパク始めたんで食べられてみました。笑
けっこう引っ張られたんですよ。笑
みなさんお気を付けて。
【 송림공원 】
(ソンリムゴンウォン/松林公園)
釜山広域市 西区 岩南洞
(부산광역시 서구 암남동)
↑NAVERでこの住所でしたが、単純に松島スカイウォークに行けばわかります。
釜山の冷麺ランチ
釜山の郷土料理の1つで有名なのがミルミョンという冷麺。
通常の冷麺(ネンミョン)はそば粉などを使いますが、ミルミョンは小麦粉から作る細麺です。
松島海水浴場に行く坂の途中にあるお店に入りました。
もちろんビビン冷麺(ミルミョン)を注文。
もちもちだけどさっぱりしてて食べやすかったです。まあまあスパイシーでしたけど。
それよりも気に入ったのがユクスっていうスープで、ゆで汁とお肉エキスがたっぷりとか言ってた気がします。
ここで初めて飲んだんですが、お肉のうまみがしっかり出ててちょっとした衝撃でした!
冷麺のお店ではだいたいいただけるらしいです。
あと夏は冷房がかかってて涼しいですが、冷房の目の前に座ると風直撃で寒いし髪の毛舞うので気をつけてください。
【 왕밀면냉면 전문점 】
(ワンミルミョンネンミョン ジョンムン店)
釜山広域市 西区 岩南洞 忠武大路 82番ギル 28
(부산광역시 서구 암남동 충무대로82번길 28)
10:00~20:00
ビビンミルミョン 5000w
▼釜山ではテジクッパも有名です
【韓国人のお墨付き】釜山/ヘウンデでテジクッパを食べるならココ!
広安里ビーチ
ソミョン(西面/서면)というエネルギッシュな繁華街をふらふらした後、夜景を楽しむ目的で広安里(クァンアンリ/광안리)ビーチへ。
海水浴ももちろんありですが、砂浜でビーチバレーとかビーチフットサル(?)とかもしてて、そこに外国人の観光客っぽい人たちが仲間入りしていく感じとか、アクティブで素敵でした。
シェアサイクル ofo
スタバのカウンターで広安里ビーチを眺めてたら、さっき駐輪した人と違う人が自転車乗ってったよ?ってなりました。
ソウルでも水原でもありましたが、釜山にもシェアサイクルあるんだねってことで移動はofoに決定。
自転車自体が黄色ですごく目立ちます。
使い方としては、
- アプリをダウンロードする
- アドレスと電話番号を入力すると認証番号が電話番号に送られてくる
- 登録が完了するとどこに自転車があるのか地図で教えてくれる
- 見つけたらバーコードをかざせばピピッてレンタサイクル開始
- 目的地に到着したら邪魔にならない場所に停めてロックすれば終了
30分乗って50円!!
安すぎる。
暑すぎない時期は、風にあたりながらサイクリングして観光するのもいいですね。
追記:
2019.5 再度釜山を訪れた時には、ちょろちょろしか見かけませんでした。
衰退しちゃったんかな、と思います。
本当はちょっと遠くの方まで海岸沿いをサイクリングしたかったんですが、ナビつけてたのにもかかわらず迷子になったので笑、全然30分使い切らずに終了。笑
広安里の夜景
ビーチから見る広安大橋の夜景が絶景だと有名な広安里ビーチ。
有数のナンパスポットらしいです、HOT SPOTって言ってました。笑
19:30くらいから暗くなり夜景っぽくなり始めました(8月なので明るいですね)。
しっかりと暗くなってからはライトアップだけじゃなくて、広安里大橋のイルミネーションが動いたり色が変わったりショーみたいだったので、すごくロマンチックでした。
「広安里海水浴場」の砂浜で見るのもいいですが、私たちはもっと海雲台寄りの石段が広がっているところでお刺身を食べながら夜景観賞しました。
(後述のお刺身センターの目の前なので、場所はそちらで確認してください。)
海水浴場で見たことがないのでなんとも言えませんが、こっちの石段にはけっこうたくさんの人が集まっていて、夜になるにつれて石段が人で埋まっていました。
でも段差になっているので、前の人が夜景を遮ることもなくて良かったです。
奥に見えるビル群は海雲台ビーチの近くにあるので、全体を見るには広安里がいいかなと思いました。
釜山のお刺身
この頃某芸人さんのアニサキスの話が盛り上がっていたのでお刺身は正直怖くてびくびくしてたんですが、
「あ、養殖だよっ」って彼。
じゃあ食べます。笑
大海原を泳いでる魚は危ないけど養殖には寄生しないんですね。
地域によって切り方が違うそうで、釜山はこんな切り方です。
ほそーーい。
リズミカルにどんどん捌いてもらて、ワサビとチョコチュジャン(酢コチュジャン)につけていただきました!
新鮮でコリコリしてて美味しかったー!
一緒にソジュとおでんも購入。
ビニール袋に入れちゃうって頭いいですね、いっぱいおつゆも飲めて幸せでした。
▼広安里のお刺身については、↓の記事で詳しくまとめています!
【 바다풍경횟집 】お刺身のお店
(バダプンギョン フェッチブ)
釜山広域市 水営区 民楽洞 110-48
(부산광역시 수영구 민락동 110-48)
まとめ
ゆっくり夜景と海鮮ディナーを楽しんだ後、釜山駅からまた5時間かけて水原まで帰りました。
家に着いたのは夜中の3時過ぎで往復10時間かかってるけど笑、ずいぶんと短時間で行きたいところに行けて、満足のいく旅ができました!
前に来たのが5年前だから、次来るのは5年後の予定です。笑
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