韓国で長期滞在する人はみんな持ってなきゃいけない外国人登録証ですが、ビザの種類によって提出するものが違ってきます。
結婚移民ビザ(F-6)で入国した人は何を集めればいいのか、私自身のエピソードも含めてまとめました。
絶対に必要なものと、追加で求められるかもしれないもの&滞在期間を延ばせるプログラムをご紹介します。
これからお話するのは、私自身が 2019年12月に水原市の出入国管理事務所※に申請した時のこと をベースにしています。
人それぞれ異なることもあるので、ご自身でも確認されてから申請されることをお勧めします。
分からないことは「1345」に電話をかけると日本語で対応してくれるので便利です。
※2018年5月から「出入国・外国人庁」に変更になりましたが、ここでは「出入国管理事務所」でお話します。
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申請に必要なものリスト
結婚移民ビザに比べると集める書類はけっこう少なめです。
チェックリストだけ見ると多そうですが、これら全てが必要なわけではありません。
必要に応じて用意したものもあるので、ひとつずつ説明していきます。
必ず用意するもの
訪問予約の受付証
ハイコリアで出入国管理事務所の訪問予約をした時の受付証を印刷して持って行きます。
韓国の携帯電話番号があればSMSが送られてくるのでそれでも代用できるみたいですが、印刷して持っていくのが確実です。

受付証には 自分が予約した申請時間と受付番号 が書いてあります。
受付番号で呼ばれるので、忘れないようにしておいてください!
ハイコリアでの事前予約方法は 【外国人登録証】韓国/ハイコリアの予約方法を解説!ネット予約必須 に詳しくまとめています。
申請書・カラー写真
申請書はハイコリアでダウンロードすることができます。
配偶者ビザの時は5枚も書く欄がありますが、外国人登録証の申請書は1枚 だけ。(ダウンロードすると2枚出てきますが、2枚目は中国語の申請書なので使わなくて大丈夫です。)
名前・生年月日・パスポート情報・住所などの基本情報だけなので、すぐに書けるはずです。
申請書に貼る写真は、35mm×45mmの背景の白いカラー写真 を用意します。

提出するのはカラー写真なのに、実際に外国人登録証にのる写真はモノクロ。
張り切って明るく撮って提出すると白飛びしてホラーになるので気をつけてください。笑
申請書は出入国管理事務所にも置いてあります。
特に難しい項目もないので、ダウンロードできない場合は申請当日に早めに行って記入すれば問題ありません。
証明写真機もあります。
収入印紙のブースに置いてあるので探してみてください。
パスポート・コピー
身分証明のためにパスポートを持って行きます。
パスポート本体はその場で返してもらえます。
その代わり、写真のあるページとビザを貼られたページのコピーが1枚ずつ 必要です。
コピーも出入国管理事務所ですることができます。
収入印紙のブースでお願いすればOKです。
・コピー1枚 100w (2019.12時点)
韓国人の婚姻関係証明書(詳細)
韓国人配偶者に婚姻関係証明書を発行してもらって提出します。
この時気をつけるのは、”詳細”版の婚姻関係証明書を持っていく こと。
”一般” と ”詳細” がありますが、この時必要なのは ”詳細” です。

事実確認で ”詳細”が必要らしいです。
私は”一般”しか持ってなくて困ってたんですが、ちょうど旦那から電話がかかってきて受付の方とお話してくれたので事なきを得ました。
ほんとあの奇跡には感謝。
韓国人の住民登録謄本
これも韓国人配偶者に発行してもらって提出します。
ちょっと事件?
家のパソコンで印刷したら下の印鑑がカラフルに印刷されちゃいました。

これ日本だったらアウトっぽいけど、韓国はこのまま提出しても問題なかったです。
あまり神経質にならないでも大丈夫そうですよ。
手数料
基本的な手数料は、合計60000w。
ビザの延長で30000w、外国人登録証の発行で30000w かかります。
外国人登録証を郵送で受け取る場合は、追加で3000w 必要です。
▼ビザの延長
結婚移民ビザで最初に発行してもらえるのは90日間滞在のシングルビザ。つまり、このままじゃ90日を越えたり一回出国したりしちゃうとビザが切れちゃうんです。
なので、行ったり来たり長期滞在できるようにビザの延長をする必要があります。
→出入国管理事務所で収入印紙を購入します。
▼外国人登録証の発行
外国人登録証を出入国管理事務所に出向いて受け取る場合は30000w、郵送で受け取る場合は33000wを支払うことになります。
→出入国管理事務所のATMで振込んで、領収証を提出します。
必要に応じて提出するもの
基本的に必要なのは上で説明したものです。
ただ事実確認で追加書類を求められたり、ビザ延長期間を長くするプログラムを受講していたりしたので、その書類をご紹介します。
賃貸借契約書
電話で確認していた時は必要書類に含まれていなかったんですが、受付でありますか?って聞かれました。
いやないわって困ってたら旦那から電話がかかってきて、受付の方とお話してくれたのでまあOKっとのことでした。
だいたいは配偶者と一緒に来るらしいんですよね。
でも今回は私一人だけだったので本当にこの住所に住んでいるのか確認したかったみたいです。

実は訳あってこれが2日目の訪問だったんですよね。
1日目は持ってきてたのに―っ、くーってなりました。笑
念のため賃貸借契約書も用意しておくと良いかもしれないです。
早期適応プログラム修了証
韓国の法務部が行っている 早期適応プログラムに参加すると、滞在期間を2年に延ばすことができます。(通常は1年で更新手続きが必要。)
私はこのプログラムに参加してから外国人登録証の申請をしたので、プログラムの修了証を提出しました。
▼早期適応プログラム
韓国内に長期滞在する上での制度や義務などの知識を得るための、韓国の法務部が行っているプログラム。
これを履修すると、外国人登録の時に滞在期間を2年与えてもらうことができます。
結婚移民ビザの場合は、
・夫婦・家族間の相互理解
・法律や秩序
・出入国や在留関連制度
などを約3時間かけて勉強していきます。
詳しくは 사회통합정보망 にアクセスしてみてください。
この時の様子は【早期適応プログラム】受けなきゃ損!無料で韓国滞在期間を2年にできますに載せています。
まとめ
以上、結婚移民ビザで入国した人が外国人登録証を申請する上で必要なものをご紹介しました。
結婚移民ビザを取る時に比べると集める書類は少ないのでけっこう楽です。
何が大変かと言えば、申請する時に全部韓国語で対応しなきゃいけないってことかなと思います。(これは今度お話しますね。)
それと、時間に余裕があるなら早期適応プログラムに参加することをおすすめします。
ビザ更新だけでもお金がかかるし、めんどくさい手続きをしないで済むので楽ですよー!
この必要なものリストは、私自身が 2019年12月に水原市の出入国管理事務所に申請した時のものをベースにしています。
人それぞれ異なることもあるので、ご自身でも確認されてから申請されることをお勧めします。
分からないことは「1345」に電話をかけると日本語で対応してくれるので便利です。
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