いつか時間もお金も許す時に、一度は訪れてみたい南米。
でも南米って地球の反対側だし、丸一日かけて行くなんて大変。
ただ、もし東京から1時間半で行ける南米があったら行ってみたくはありませんか?
こんにちは!
南米を周遊してたのがもう1年半前か…と時間の流れについていけてないHannah(@__hannah)です。
今回ご紹介するのは、群馬県大泉町の「ブラジルタウン」。
南米系移民の多い地域としてだんだんと知られてきた小さな町です。
この町で月に1回開催される「活きな世界のグルメ横丁」というグルメ祭りのレポートを中心に、ブラジルタウンの魅力を掘り下げていこうと思います!
<< あわせて読みたい >>
▼お隣栃木の日帰り旅行
▼本物の南米旅行記事一覧
群馬県 大泉町って?
日本のブラジル
最近は外国人労働者の受け入れに関するニュースとかで取り上げられることもある群馬県大泉町。
群馬県で一番小さい町「大泉町」は、戦後、機械組み立て工業の発展により外国人働者を雇い、定住資格を与えていったそうです。
今では大泉町人口の18%が外国人で、そのうちの6割がブラジル人。
ここではいろんな所でポルトガル語を目にすることができます。
東京から群馬/大泉町へのルート
東京/北千住駅から群馬県に延びる電車が発着しています。
北千住駅
↓①東武りょうもう(特急) 50分
↓ or
↓ ②東武スカイツリーライン 82分
館林駅
↓ 18分
西大泉駅
- 東武りょうもう利用
約1時間15分 片道1997円(IC)
- 東武スカイツリーライン利用
約1時間45分 片道967円(IC)
時間は全然問題ないですが、運賃が2倍になるんだったら移動も旅行だ!ってことでスカイツリーラインを使ってトコトコ行ってきました。
りょうもうは1時間に1本走ってますが、単純な鈍行のスカイツリーライン直通は本数が少ないので、予定と照らし合わせながら検討してみてください。
ブラジルタウンのグルメ祭り
では本題へ!
ブラジルタウンでは毎月第4日曜日(1.2.7.12月以外)に国際色豊かなお祭りが催されます。
「活きな世界のグルメ横丁」
グルメ横丁って名前の通り、ブラジル・ペルー・パラグアイなどの南米から、ネパール・インド・トルコ・日本などのアジアまで、10カ国ほどの国の味が楽しめます。
例えば、お刺身をライムで〆てピリ辛ソースでいただくセビーチェ(500円)。
これが南米に滞在していた頃の大好物でした!
久々に食べたので辛く感じましたが、食欲をそそる辛さです。
ひき肉を詰めた南米のミートパイ エンパナーダ(300円)。
冷めていたので若干固かったしちょっとパサパサしてたけど、これが出来立てで熱かったらジューシーなんだろうなーって。
南米の人々のおやつ的グルメです!
そして、これは南米に行ってた人にしか伝わらないんですけど…
発見してしまいました、マテ茶のカップとポット(誰かの所持品)‼
木製のカップにマテの粉末(いやけっこう枝もそのまま入ってます)を入れて、先端に細かい穴が開いた銀のストローで飲むんです。
全然味がなくならないので何度もつぎ足せます。
そう、そのためのポットで、ペルーの人とか家庭用ポットを持ち歩いてました!
まさかここで再会できるなんて、感激。
そしてグルメだけでは終わらない!
お祭りのステージ上では各団体の歌やダンスが披露されていました。
時間ごとに披露されていて、お祭りにメリハリが出ますよねっ。
サンバのお姉さんたちが広場を周ってくれたので、間近にサンバの衣装見たり一緒に写真撮ったりできました。
私が行ったのは10月だったので、テーマはハロウィン。
キッズたちがTRICK OR TREATしてたり、フードトラックの人がメイクしてたり。
公園の外では若い女の子たちが本格的は仮装しててそれを熱心に撮ってる男性陣も。
見ているだけでも楽しめるお祭りでした!
【 活きな世界のグルメ横丁 】
群馬県大泉町坂田2-1
いずみ緑道 花の広場
毎月第4日曜日(1.2.7.12月以外)
11:00~16:00
群馬のブラジルへ日帰り観光
「ブラジル」が日常に溶け込んでる世界もちょっとお届けします。
お祭りがない日でも十分ブラジルを味わえるんです!
まずは西小泉の駅。
いきなりブラジルカラー。案内表示も多国籍イェイ。
街のいたるところでポルトガル語(あ、スペイン語じゃないですよね?)が見つかります。
野菜なんて実物を見ないと何が売られているか把握できません。笑
よく紹介されるのがこのブラジルスーパー、スペルメルカド タカラ。
店内は広くて、完全に異国の香りと雰囲気が漂っています。
子豚が丸ごと冷凍されていたり、見たことない野菜のパックだったり、いちいちでかい。
あと個人的には「マテ茶鶏」ってのが気になりました。
店内のパン屋さんおいしいって有名で、すぐに売り切れちゃうしいつも人だかりです。
ポン・デ・ケージョってチーズパンがもちもちのでおいしいですよ!
向かいにはもう一軒のスーパ―、キオスケ シブラジル。
こっちは田舎のコンビニくらいの大きさで、程よく整理されています。
タカラに比べてコンパクトな感じ。
スーパーの入り口に簡単なフードコートスペースがあって、まあ賑わってました。
明日行ける群馬のイベントをお探しならここへ!
西小泉駅に向かう電車の中は半分以上が外国人で、ここに降り立つ前から異国を感じていましたが、ブラジルタウンに着いたらもっと遠くに来た気分になれます!
でも基本的には普通に人が住んでいる町で、駅のすぐ横にスーパー(←観光スポット的な)ってわけじゃない。100円ショップもあれば有名なCDショップもありました。
ふらっと立ち寄るところではないというのが正直な感想です。
でもこのお祭りがあるおかげで大泉町に行ってみようってなる、この町もブラジル文化も世間に広まっていく、ステキなサイクルだと思いました!
塊肉をそぎ落として食べるシュラスコも本場さながらにこの町で食べれるので、興味のある方は行ってみてください!
最後までお読みいただきありがとうございます!
この記事が少しでも情報の足しになっていれば嬉しいです。
▶▶質問やコメントはこちらへ